InDesignファイルを開くと、必ず「.idlk」という拡張子が付いた「ロック」ファイルが同階層に生成されます。
InDesignを使い始めたとき、私は何とかしてこのファイルを開こうとしました。そこに何か仕掛けがあるのではないかと思って。結局、クラッシュした場合に備えて、リカバリーデータをこのロックファイルのようなテンポラリーファイルに保存していることがわかりました。
しかしロックファイルをチェックしてみると、ファイルサイズは常にゼロです。中には何もないのです(私の知る限りでは)。
Adobeのエンジニアに訊いてみたところ、ロックファイルは単にInDesignファイルが開かれていることを示しているだけだというのです。なぜこんな仕掛けが必要なのでしょうか?
InDesignのデータは実際には情報のデータベースなので、他のデータベースと同様、同時に複数のユーザーが開くことができるのです。
複数人が同じファイルを変更しようとする事態が起こるであろうことをAdobeは認識しており、解決策としてInDesignファイルが既に開かれていて、変更不可であることを警告するだけのファイルを生成することにしたのです。だから、InDesignファイルを閉じると、ロックファイルも消滅します。
万が一InDesignファイルがクラッシュした場合は、プリファレンスフォルダ内
(訳註:WindowsはDocuments and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\Application Data\Adobe\InDesign\<バージョン>\Caches\InDesign Recovery)のリカバリーデータでファイルの復元を試みます。InDesignファイルが開いていないのに、ロックファイルがまだ残っていたら、それはプログラムがロックファイルを削除する前にInDesignが落ちてしまっただけのことですので、削除して構いません。
いろんな意味でびっくり。
- ロックファイルには意味がない
- IDは同時に複数アクセスが可
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