2009/06/26

PDFtoID トライアル版レポート(2)

第二回「マニュアルを読んできちんと設定する」。ここから始めるべきだった。
36ページのユーザーズガイドなるPDFがついてきます。
マニュアル(以下太字はマニュアルまたは設定項目):PDFtoIDは、PDF文書を完全に編集可能なInDesign文書に変換します。
「完全に編集可能なInDesign文書」であって「完全なInDesign文書」ではない、と。細かいようだが大きな違いだ。要はこのPDFtoIDで変換したらハイ終了、ではなく後処理をしなさい、ということね。
変換処理中にPDF2ID Destop Serverが誤動作した場合でも、InDesignは隔離され、保護されています。
ほほう。だからPDFtoIDだけが落ちたんだね。これは評価できます。
ルビー(ママ)、組文字、縦書き文書、縦書きテキストには対応していません。
縦組みは前回の結果では横組みテキストとして変換はされてました。
その他非サポートのものは、Type3フォント フォーム グラフィックスフィルタ 3Dデータ JBIG2画像 特殊なグラフィックス操作(て何?)だそうです。

さて、前回はデフォルトのまま変換してしまいましたが、メニューに「オプション」という設定メニューがありました。第一回の変換内容を改善すべく、設定していきます。
まず、変換対象として 全文書変換 テキストのみ抽出 画像のみ抽出 PDF注釈のみ抽出とありますが、「全文書変換」以外って使うだろうか。それらはAcrobat(とその他Adobeアプリ)でできてしまうのでは。IDしか持っていない人向け?ということで、「全文書変換」でいきます。
設定した項目は次の通り。
テキストフレーム連結:論理的に関連のあるテキストフレームを認識し・・・(以下略)
だから連結したりしなかったりだったのか。しかもその判断が結構間違っていたぞ。ここはオフにして手動で連結したほうがよさそう。
テキストフレームを少なくする:(略)このオプションを設定しない場合、パラグラフごとにテキストフレームが生成されます。(略)
これはオンにしたほうがいいんだろうか・・・?モノによりけりだな。今回はオン。
画像ファイル名 ここで指定できたんだね。
文字スタイルを作成する:(略)選択しない場合、スタイルプロパティが関連データに直接適用されます。
段落スタイルを作成する:(略)選択しない場合、段落プロパティが関連データに直接適用されます。
?よくわからない。ただ前回みたいになるよりはいいかも。オフにしてみる。
文字スタイル名 段落スタイル名 ここで指定できたんだ。ただしスタイルを作成するをオフにしたら設定はなし。「見出し」「本文」とか、内容から判断して振り分けられるわけでもなく、出現順にシーケンスになってしまうだけみたい。

他はデフォルトでよさそうです。なおこれらの設定はプリセットとして保存できます。メニューには「変換の事前設定」とあります。「事前設定」・・・?しばらく悩みましたが「プリセット」のことですね。
で、もうひとつ設定メニュー「環境設定」がありました。
ここにリンクされる画像をページごとのサブフォルダに保存するというチェック項目があり、これがオンだったのですね。オフ。
でもオフにすると.inddと同階層に散らばるのかな・・・?チャレンジ。
なお、変換後ファイルの保存先フォルダもこの画面で設定。

前回強引にIDオブジェクトになってしまった線画に対する設定項目がありませんでした・・・。
「テキスト以外はリンクファイルとして抽出」とかあればいいのに。
あ、そのための「テキストのみ抽出」なのか。字面だけで考えちゃうと、テキストをベタ状態で抽出する(テキスト位置を保持するをオフにすると、すべてのテキストが1フレームになり、かつ位置は保持されない)ものだと捉えがちだけど、これはテキストフレームに入れてかつ書式と位置を保ったままの抽出(テキスト位置を保持するをオンに設定した場合)なんだ。でもこっちにするとテキスト以外は一切変換されなくなる。むむむ。もったいないけど、同じ設定で「全文書変換」「テキストのみ抽出」2回変換してみよう。

あと、前回の残念結果で残ったのは[黒]。設定項目はありませんでした。カラーに関しての設定項目としては、カラースペースのみ。(PDF文書RGBCMYKLab)デフォルトは「PDF文書」なんだけど、対応するInDesignのカラープロパティに変換されますとのこと。[黒]になってくれないのかなぁ。これはID上で修正する項目だね。
変換結果は・・・つづく。

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